2007-08-03 ちひろ

何をどういっていいかもわからないが
好きになりすぎる漫画がある、
何度も読み返して表紙も中身もぼろぼろになって
手放せない漫画がある
まだぼろぼろにはなっていないが、
「ちひろ」はまさしくそんな漫画で、いつかぼろぼろになるだろう。

泣きもしない、辛くもない。どちらかというと微笑がもれる
だけどすざまじく痛い。
骨がきしむほど痛い、そんなところがどうしようもなく
好きな漫画だ。

現代版娼婦、ちひろ。

ソープ嬢であるちひろの生き方は、
まっとうでまっとうすぎてかなしい。
人間なんだもの。

つよくなりすぎた弱者が
ここには
まざまざと描かれてる。

「毒を食らいなさい」「生き残るために」

陳腐なその言葉が重過ぎる。

泣くほどかなしい真実を
ちひろは何歳のときから知っていたんだろう

あまりにリアルで、
痛いのにかなしいのに、笑ってしまう。
ちひろは20ぐらいになったら真っ先に読むべき漫画だ。
本当にそう思う。好きだ。
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